天気予報　パーフェクトセット教材

風力・気圧・気温・温度・雨量をしらべる

台風が近づいてきています。

空気が重く感じられませんか？

実はこれは　低気圧が関係しているからです。

高気圧・・・周りより気圧が高いところで、高気圧からは時計回りに風が吹き出す。また中心付近では下降気流を生じ、雲が発生しにくいので天気が良い。

低気圧・・・周りより気圧が低いところで、低気圧からは反時計回りに風が吹き込む。また中心付近では上昇気流を生じ、雲が発生しやすいので天気が悪い。

１．台風とは

熱帯の海の上で発生した低気圧のことです。

２.台風のメカニズム

熱帯の海上で太陽の熱エネルギーによって海水が蒸発すると、空気の渦が出来始めます。

（空気の渦の中心へと向かって、多くの水蒸気を含んだ空気が、まわりから集まり中心へと流れ込んでいきます。）

そして　上昇気流が生まれ台風の元となります。

上昇気流によって雲が作られていきます。

雲は　どんどん高く成長し　積乱雲にまで発達していきます。
　

雲が作られる過程で、水蒸気だった気体は水粒に変わっていくのですが、その時、非常に多くの熱を放出します。
　

放出された熱は　まわりの空気をあたためていくため、さらに上昇気流を強めていきます。
　

小さかった空気の渦が大きな渦に発達していきます。
　

これが熱帯低気圧になります。

この熱帯低気圧が威力を増し発達することで　台風になります。

台風が去って　からっと晴れたときは　空気が軽く感じられますので　比べてみてくださいね。

 【お天気予報パーフェクトセット】

この教材は　「風速・気圧・温度・湿度・雨量」の５つの気象要素が調べられる気象観測パーフェクトセットです。

１日５分の観測で天気の変化をみてみましょう。　そして、明日の天気を予報してみましょう。

充実のブックには、雲の図鑑など一生使える天気の知識が満載です。

自由研究にも対応しています。

気象予報士、空の写真家。武田 康男氏監修の教材です。

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