作れる人工衛星は無限大！！オリジナル人工衛星で宇宙の謎に迫ろう！！

宇宙への取り組み・宇宙へと打ち上げられた　人工衛星や惑星探査機は、私たちの生活にどのように関わっているのでしょうか？

現在、私たちの住む地球の周りには、一万を超える人工衛星が飛んでいます。

その種類は、天気を知るための気象観測衛星や、カーナビゲーションに必要な測位衛星など多岐にわたっています。

私たちの生活にかかせない役割を果たす人工衛星。

未知の世界を探る探査衛星、様々な宇宙を学べる教材です。

現在、地球からロケットを使用して色々なものを打ち上げています。

そうしたロケットの役割は例えるなら　トラックです。

トラックは目的地までいろいろな荷物を運びます。

人工衛星の種類と任務

１．地球の観測

人工衛星は上空から様々な地球の様子を観測し、地上へ届けてくれます。

雲の流れ、台風の大きさなどを知らせてくれる「気象衛星」

また雲の様子に加えて　気温・海流・地形やオゾン層などの地球の状態を知らせてくれる「地球観測衛星」があります。

地上では、人工衛星から送信されたデーターをもとに　気象予報士が天気を予測し、天気予報として私たちに発信しています。

どの人工衛星にも共通の部分があります。それは「バス部」

人工衛星には、「バス部」と呼ばれる部分が存在します。

ここには人工衛星が壊れないための丈夫な構造や、宇宙空間で特定の方向に進むための機能などがふくまれます。

車にたとえると、エンジンやタイヤにあたり、どの人工衛星も宇宙で働くには必ず必要な部分になります。

バス部には大きく分けて、箱型・筒型・球型の３つの形があります。

これらの形の中から重さや大きさなど用途によって最適なものを選択します。

また動くために必要な電力を得る方法が「太陽電池」か「内蔵電源」かでも人工衛星の見た目は大きく変わってきます。

部品を使ってバス部を作ってみよう

2.宇宙観測

宇宙のはじまりであるビッグバンは今は世界の通説となっています。

その痕跡を発見したのも人工衛星なのです。

大昔にビッグバンがおこった時のエネルギーの痕跡を熱として観測できたのが

ＷＭＡＰという宇宙探査機です。

このＷＭＡＰによる調査で、宇宙がまだ幼い頃のデーターをとることができました。

ＷＭＡＰの調査でわかったこと

①今　私たちがいる宇宙は137億年前に誕生したこと

②現在の宇宙の大きさが約780億光年であること

③宇宙は今も広がり続けていること

などがわかりました。

ビッグバン

人工衛星　作成キット

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