トリック？ミステリー？　秘密の手紙や絵がかける不思議なえのぐ教材　

日光にあてたとたん、パッと色がでて、

室内で見るとドロンと

まるで忍者のように色が消えます

白色～発色をくり返し、何回も見ることができます。

目に見えない紫外線をキャッチすると色がでますから、楽しくいろいろなものづくりをしながら、学習できます。

よくわかる説明書が付いています。

小学生のころに　くだものの果汁をつかって　あぶり出しの実験をしたことを思いだしました。うれしくて、その年の年賀状にも利用しました。

身の回りの物が変化すること（理科）を遊びながら学習したことは、大人になった今でも思い出と一緒に　いつまでも残っているようです。

実はこのあぶり出しなんですが、日本では江戸時代頃から遊びや占い、おみくじなどとして行われていました。文字の部分には酒や塩水が用いられ、かつては縁日で香具師によって売られていたようです。

お正月に食べる蜜柑の果汁を紙に染込ませ、乾かして、火鉢などで熱するあぶりだしは広く庶民の遊びとされていました。

☆忍者えのぐとは？

正式な名前は

「フォトクロミック紫外線反応インキ」

といいます。

紫フォトクロミック反応という、光が当たることで分子の構造変化が起こる（異性体ができる）化合物が含まれたインク成分です。

紫外線に当たると色がつきサングラスなどに、用いられています。

一度発色しても、紫外線が当たらないと元に戻り、繰り返し使うことが出来ます。

忍者えのぐを使う前に

①使う前に容器をよくふってください。
　理由：顔料の粒子が大きいため、沈殿したえのぐをよく振り混ぜるために大きめの容器にいれてあります。

※忍者絵は室内に保管し、毎日の紫外線を発色でたしかめましょう。

にんじゃえのぐ

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